アントニオ猪木が死んだ!
とうとう、やっぱり死んだ。
人間なんだから仕方がないけど死んだ。
もう間もなくだなと分かってはいたが、死んでしまった。
完全に思い出になってしまった。
猪木を見たくて全国のイベントに飛行機で行き、
時にはものすごく失望させられて、すごすご帰る日も
何度もあった。
けれども猪木の戦いぶりには謎が多くて、尾を引いて
しまい、哲学的に考えるしかなくなり、どんどん
神格化してしまった。
アントニオ猪木が放つ「凄み」の維持ってのは、
わしも大いに影響を受けたつもりだけど、まだまだ
甘すぎるかもしれない。